JESCOホールディングスは電気設備工事や電気通信工事、空調衛生工事、デジタルサイネージを中心に展開。顧客に対して工事の基本設計や実施設計業務、工事の施工に必要な資材の調達業務、協力会社に委託する施工の管理業務を提供するEPCという形で行っている。
新規上場概要
項目 | 内容 |
上場予定日 | 2015年9月8日 |
1単元株式数 | 100株 |
主幹事 | 野村證券 |
公募・売出 | 200万株 |
オーバーアロットメント | 30万株 |
仮条件 | 510円~540円 |
ブック・ビルディング期間 | 2015年8月20日~2015年8月26日 |
公開価格 | 540円 |
事業
【国内EPC事業】
商業施設や移動体通信基地局、防災行政無線、道路付帯設備、太陽光発電設備などを対象とした配管、廃線、機器設置工事などを建設会社や通信電機機器メーカーなどから受注し、EPC業務を行っている。
【アセアンEPC事業】
ベトナムを中心としたASEAN地域。発電所や空港、工場、商業施設、道路付帯設備などを対象とした配管や廃線、機器設置工事などを建設会社や電気設備会社、通信電気機器メーカーから受注し、EPC事業を展開する。
【総合メディア事業】
広告主を対象に、高速道路から見える場所に設置してるデジタルサイネージの放映枠を販売している。
経営戦略
日本国内では各市町村が総務省の通達により防災行政施設の周波数移行に伴うデジタル化を推進。JESCOホールディングスはデジタル化の需要増大に対応し、受注獲得を図る。
ASEAN地域ではベトナムのJESCO HOA BINH JOINT SYOCK CAMPANYを子会社化。ベトナム現地企業からの工事案件を受注する体制を整備する。また、ベトナムのノイバイ国際空港の電気設備工事や高速道路工事などインフラ整備に係る工事実績を積み重ねることで、ASEAN地域で同様の案件獲得を目指す。
JESCOホールディングスの業績推移
売上高 | 経常利益 | 純利益 | 純資産 | 総資産 | 自己資本比率 | |
2014年 | 68億円 | 3億円 | 2億円 | 9.1億円 | 62億円 | 12.3% |
2013年 | 61億円 | 2.4億円 | ▲0.5億円 | 5.8億円 | 51億円 | 10.7% |