アクアラインは台所やトイレ、浴室、洗面所などで起きる急な水回りトラブルを解消する水回り緊急修理サービス事業を展開。北海道から沖縄までの全国で「水道屋本舗」の屋号で事業を展開している。

顧客はタウンページや新聞折り込みチラシ、ホームページ、モバイルサイトなどの広告からコールセンターに連絡。アクアラインはサービススタッフに訪問を指示。サービススタッフは現場に訪問し、作業を行う。

アクアラインは営業所を設置しておらず、サービススタッフは全員自宅から現場へ直行直帰のスタイルで営業活動を行う。サービススタッフの車両が保管用の倉庫を兼ね、それぞれの地域ごとに必要と思われる商品、部品、機材を積層している。

なお、水回り製品の耐用年数は一般的に約10年で、築年数10年以上の住宅ではトラブルが起こる可能性がある。一定の市場規模が見込まれている。


新規上場概要

項目 内容
上場予定日 2015年8月31日
1単元株式数 100株
主幹事 いちよし証券
公募・売出 30万株
オーバーアロットメント 4万株
仮条件 1150円~1250円
ブック・ビルディング期間 2015年8月14日~2015年8月20日
公開価格 1250円


【主要株主】

コード 企業 保有割合
2453 ジャパンベストレスキューシステム 5.28%


【調達資金使途】
設備投資費やシステム開発費、広告宣伝費、長期借入金の返済に充当する。


経営戦略

依頼件数の増加に対応するため、全国でサービススタッフの増員を図り、個々のサービススタッフの技術力やサービス品質、営業力向上に努める。

 
アクアラインの業績推移

【連結】

  売上高 経常利益 純利益 純資産 総資産 自己資本比率
2014年 33億円 1.7億円 0.9億円 - - -
2013年 29億円 1.2億円 0.4億円 1.2億円 8.9億円 13.8%


【提出会社】

  売上高 経常利益 純利益 純資産 総資産 自己資本比率
2014年 32億円 2.1億円 0.6億円 2.1億円 10億円 19.6%
2013年 29億円 1.5億円 0.7億円 1.5億円 9.2億円 16.5%
2012年 25億円 0.5億円 0.3億円 0.8億円 7.2億円 11.5%
2011年 24億円 0.2億円 0.1億円 0.5億円 5.9億円 8.5%
2010年 25億円 ▲0.3億円 ▲0.6億円 0.3億円 7.6億円 4.8%


【主要販売先】

  2013年 2014年
売上高 割合 売上高 割合
ジャパンベストレスキュー 6.5億円 21.9% 7.2億円 22%