タカタと米運輸省は、2015年5月19日、エアバッグに不具合があるとして各自動車会社がリコールを実施している問題で、全米規模でリコールを実施することで合意したと発表した。対象は約3400万台。NHTSAはタカタに対して60日以内に自動車メーカーと具体的なリコール手続きを決めるよう要請した。

タカタが欠陥を正式に認めたことで、これまでの調査リコールではなく、正式リコールへの切り替えを求められる公算が大きい。調査リコールは原則自動車メーカーの費用負担で進めるが、正式リコールではタカタの費用負担が重くなる。また、米国以外でもリコールを拡大することを求められる可能性が高い。


タカタ エアバッグを全米でリコールへ

  対象数
リコール 3400万台