今後のマーケットの大筋としては米国金利が関心事となりそうだ。過去の米国金利上昇局面は株高もパラレルに進んできた。量的緩和が終了しても、米景気の回復が続くとなれば、日本株の出遅れ修正も続くだろう。モルガンスタンレーは米2年国債が2015年半ばまで0.4%から1.1%に上昇し、10年国債は3.1%に上昇するという基本シナリオを示し、米国債の売り推奨を始めた。
株価に関しては外国人の本格参戦がなく、依然として警戒ムードが続いている。米金利上昇から円安定着がベストシナリオではあるが、まだ株安=円高、株高=円安の仕掛け売買がある。しばらくは過熱感を冷ますステージと割り切っておきたい。
{米国金利}
  
    
| 企業 | 国債 | 内容 | 
| モルガンスタンレー | 米2年国債 | 2015年半ばまで0.4%から1.1%に上昇 | 
| 米10年国債 | 2015年半ばまで3.1%に上昇 | 
