経済産業省の「ガスシステム改革小委員会」は、2014年4月3日、都市ガス小売りの料金規制の撤廃を大筋で了承した。 家庭向けガス小売りはガス会社が経費を積み上げて決めた料金を経産省が認可するという規制がある。2016年にもガス小売りが全面自由化するのに合わせて規制を撤廃。電力や通信とのセット割引など柔軟な料金設定を促すため、経産省は2015年の通常国会にガス事業法改正案を提出する方針。規制を無くした時、料金が不当に上昇しないよう国が監視することなどを条件としている。 ガス小売りの自由化で大手の地域独占はなくなる。新たな参入業者との競争で、料金上昇が抑制される可能性もある。


家庭向けガス料金 料金規制の撤廃へ

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