中国の全国人民代表大会は、2013年12月28日、「一人っ子政策」の緩和を決めた。1971年に一人っ子政策を導入し、2011年までに夫婦双方が一人っ子なら第2子を認めるまで緩和。今回は夫婦のどちらか一方が一人っ子の場合に第2子出産を認める。
北京市は早ければ2014年3月1日から新制度を適用。上海市なども2014年中に緩和する見通し。中国の出生数は年間約1600万人で、今後は約200万人上積みされる可能性があるという。
中国政府は総人口を現在の約13億5000万人から、2033年頃のピーク時でも15億人程度に抑える方針。
{中国の人口政策}
中国政府の人口政策 | |
2013年 | 13億5000万人 |
2033年 | 15億人 |
出生数 | |
2013年 | 1600万人 |
2014年~ | 1800万人 |
一人っ子政策 第2子許可条件 | |
~2013年 | 夫婦双方が一人っ子 |
2014年~ | 夫婦どちらかが一人っ子 |