中古車販売のネクステージ(3186)は、国産普通車取扱店、軽自動車取扱店、輸入車取扱店を展開している。2013年度の国内中古車登録台数は637万2047台と前年比0.7%減。ネクステージは2万9800台を販売している。
2013年7月30日、東証マザーズに新規上場。2020年には売上高2000億円、経常利益100億円を目標にしている。
{主要業績指数推移}
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売上高 |
経常利益 |
純利益 |
純資産 |
総資産 |
自己資本比率 |
| 2013年 |
397億円 |
10億円 |
5億円 |
34億円 |
129億円 |
26.4% |
| 2012年 |
283億円 |
8億円 |
4億円 |
16億円 |
79億円 |
21.2% |
| 2011年 |
210億円 |
7億円 |
4億円 |
12億円 |
56億円 |
21.5% |
| 2010年 |
171億円 |
2億円 |
0.9億円 |
8億円 |
46億円 |
16.9% |
| 2009年 |
147億円 |
4億円 |
2億円 |
7億円 |
44億円 |
15.8% |
| 2008年 |
102億円 |
1億円 |
1億円 |
4億円 |
31億円 |
14.4% |
{経営戦略}
中古車販売業界は、国内人口の減少や若年層の車離れから市場が縮小している。その中で、ネクステージは専門店に特化し、一定の車に特化して販売することで、過去の統計から顧客の購入確率を把握。そこで見込める収益分を競合他社より店頭価格を引き下げる低価格戦略を推し進めることで市場シェアを獲得する。
また、オートオークション会場からの仕入率が90%以上を占めていることから販売規模が拡大するにつれて仕入台数の確保が難しくなる。そこで、新たな調達経路の構築のため、買取専門店の増設や出張買取強化に努める方針。
{経営計画}
【中期経営計画(2014年~2016年)】
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売上高 |
営業利益 |
経常利益 |
純利益 |
| 2016年 |
841億円 |
29億円 |
25億円 |
13億円 |
| 2015年 |
673億円 |
20億円 |
18億円 |
10億円 |
| 2014年 |
538億円 |
12億円 |
11億円 |
5億円 |
【2020年ビジョン】
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2020年 |
| 売上高 |
2000億円 |
| 経常利益 |
100億円 |
| 店舗数 |
200店舗 |
| 市場シェア |
10% |