米ボーイングは、2013年6月11日、2013年から2032年の累計で、民間航空機需要が3万5000機強になると予測し、今後20年間で2倍に拡大するとの見通しを発表した。金額ベースでは総額4兆8000億ドル(約461兆円)に相当する。 北米や欧州市場が縮小する一方、格安航空会社(LCC)が台頭するアジアや南米など新興国がけん引する。 地域別では欧州4%減、北米1%減、アジア太平洋地域7%増、南米中東も大幅増となる見通し。年間成長率は旅客、貨物ともに5%。 ボーイングは毎年、20年間の需要予測を発表。今回は前年比比べて機数で4%、総額で7%それぞれ増えた。