民間資産の多くは物価が2%上がれば、長期金利は3%程度に上昇すると予測している。 日銀は物価上昇見通しを、13年度0%後半、14年度1.5%前後、15年春に2%と見通している。日銀は当面、金利を低く抑え、企業の設備投資や個人の住宅投資増やす両面作戦を狙っている。 また、財務省が利払い費で想定する長期金利は1.8%。1%台前半なら銀行や生保の財務への影響も軽微とされる。銀行の保有国債の損益分岐点は1.2%以下、生保は1.2~1.4%となっている。