日本生命保険は、2013年度の一般勘定資産について、黒田日銀による金融緩和で国債利回りが低いまま推移するなら、超長期国債への投資を抑制し、為替ヘッジの付いた外債などでの運用を検討することを明らかにした。 日本生命は一般貸付、国内債券、ヘッジ外債の3点を「円金利資産」とし、それらに7割、それ以外の国内外株式やオープン外債、不動産に3割振り向ける方針を採っている。2012年度末は円金利資産39兆6600億円のうち、国内債券は24兆1800億円、ヘッジ外債は6兆6400億円だった。 2013年度の運用方針では、円金利資産7割・それ以外3割とする大枠そのものは維持するという。円金利試算の国債利回り低下の影響を回避する為、超長期国債への投資を抑制し、その代価として一般貸付や社債、ヘッジ外債が選択肢となるとしている。 【[投資関連情報へ[2066]]】