コニカミノルタは、X線診断装置で撮った画像から、病気の恐れがある部分を検出するAI(人工知能)プログラムの開発に乗り出す。丸紅が少額出資している米エンリテックの技術を活用。胸部のX線画像から肺などのがんや気胸などの病気の特徴を判別できる。

2020年をめどに日本人向けに診断支援プログラムを開発。医療機器としての申請を目指す。新興国での事業可能性についての調査も進める。

AIを活用した画像診断をはじめとするデジタルヘルス分野は、2020年に世界で1000億ドル以上の市場規模に達することが予測されている