リプロセルは、2018年1月9日、米Qセラ社と中枢神経領域の疾患を対象としたiPS細胞由来再生医療製品の共同研究及び実用化を目指す合弁会社を設立すると発表した。

Qセラは、ヒト胎児由来の組織から神経グリア細胞を製造する独自の技術を保有。米FDAに対して、ALS及び横断性脊髄炎症を対象疾患とした治験申請を完了している。

一方、神経グリア細胞は細胞ソースとしてヒト胎児由来の組織を用いる事から、品質の安定した細胞を大量に確保するには限界がある。そこで、大量培養に適したiPS細胞技術を導入を検討する。