東京センチュリーは、2016年11月25日、インドネシアのリッポー・グループとデジタル事業とフィンテック事業で提携すると発表した。投資額は約100億円。

リッポーグループは、インドネシア最大の百貨店「マタハリ」を展開。不動産、リテール、IT・メディア、病院、金融を主要事業としている。また、eコマース事業を立ち上げ、eコマース事業に関連する電子マネーサービス、ポイントサービスなどデジタル事業の本格稼働を予定している。グループ上場企業の総売上高は2015年度に7000億円。

東京センチュリーは、出資によりデジタル事業における協業を推進する。運営する通販サイトに出店する中小企業や個人顧客を対象に融資。スマホなどで融資を受け付け、eコマースの入出金記録などのデータをもとに信用力を判断。貸出金利や上限などを決める仕組みを想定する。今後、ビッグデータを活用したファイナンスサービスなどフィンテック事業における協業も視野に入れる。


東京センチュリー インドネシアでネット融資

項目 内容
投資額 100億円
対象 インドネシアでネット融資