三井化学は2016年6月30日、中国や東南アジアで、日本製の紙おむつの需要が高まっていることに対応するため、約70億円を投じて全額出資子会社、サンレックス工業に年産約6000トンの生産ラインを導入すると発表。稼働時期は2018年初めを予定しており、紙おむつに使う不織布を2割増産する。4月には名古屋市で工場の新設を決めており、三井化学全体での不織布生産能力は18年初めに年間11万5000トンになる見込み。

アジア地域の紙おむつの需要は年率8%の成長が続いており、19年には837億枚まで増える見通し。
 

三井化学 紙おむつ用不織布の新生産ラインを導入

項目 内容
投資金額 70億円
対象 サンレックス工業に生産ライン導入
生産能力 年/6000トン
稼働時期 2018年初め