三井化学は2016年4月13日、70億円程度を投資し紙おむつに使う不織布の生産能力を国内で約3割引き上げると発表。名古屋工場の敷地内に新棟を建て、樹脂を細い糸状にして不織布に仕上げる設備を導入。今回増やす能力は年1万5000トンで、2018年3月までに国内で年6万4000トンの不織布を作れるようにする計画。

中国などアジアから訪れる観光客が紙おむつを購入することが増えているため、生産能力を拡大し「インバウンド需要」に対応する。
 

訪日観光客が土産物にオムツを購入 三井化学が紙おむつ材料増産へ

項目 内容
投資金額 70億円
対象 紙おむつ材料増産
生産能力 年1万5000トン(2018年3月までに年6万4000トン)