【セルシード】食道再生上皮シート 2016/12/20

セルシードの食道再生上皮シートの動き。2008年から東京女子医科大学で臨床研究を開始。2016年8月に治験を開始し、2017年に承認申請、2018年に販売開始を計画している。

品質が同質の製品を大量に作れる製造体制を構築するため、細胞培養施設が2016年半ばに完成。優先的開発パイプラインと設定している食道上皮細胞シートや軟骨再生シートの製造拠点となる。

また、細胞培養施設と同時進行で、細胞シートを幹部に内視鏡手術により移植するために必要となるデバイスの製造を外部委託し、実用化に向けて開発を進めている。

海外では、2015年5月にスウェーデンにセルシード・スウェーデン社を設立。2017年にスウェーデンでの企業治験を開始する予定。細胞シート移植用デバイスは日本から輸出。細胞シートはスウェーデンのカロリンスカ大学病院内の細胞培養施設で作製。自前で施設を作る必要はないという。

まず、日本での承認を、次はヨーロッパ全体の承認を目指す。

また、2016年12月、台湾のMetaTechと台湾での細胞シート再生事業の導出に向けた協議を開始。2017年3月頃までをめどに食道再生上皮シートと軟骨再生シートの台湾での開発・製造・販売権を譲渡することを前提とした協議を進める予定。

食道再生上皮シートの計画と動き

【日本】

【海外】

細胞培養施設の建設

セルシードの経営計画

セルシードの業績推移