中本パックスは、印刷加工、ラミネート加工、コーティング加工、成型加工による製品の販売を展開している。用途は、食品関連では弁当や惣菜などの容器やトレー。乳製品や菓子、ハムなどの包装資材。IT・工業材向けではパソコンやモバイル機器などの製造工程や自動車の内装部材。医療・医薬関連向けでは医薬品の外装袋や個別装、湿布などのセパレートフィルムなどに使用される。
新規上場概要
項目 | 内容 |
上場予定日 | 2016年3月3日 |
1単元株式数 | 100株 |
主幹事 | 野村證券 |
公募・売出 | 112万800株 |
オーバーアロットメント | 16万8100株 |
仮条件 | 1440円~1470円 |
ブック・ビルディング期間 | 2016年2月16日~2016年2月22日 |
公開価格 | 1470円 |
事業
【食品関連】
国内外の工場でプランニング、製版、印刷加工、ラミネート加工などを行った製品を顧客に販売。弁当や惣菜などの容器やトレー。乳製品や菓子、ハムなどの食品の包装資材として使用される。
【IT・工業材関連】
自社ブランドであるNSセパの販売と顧客製品の委託加工を行う。NSセパはパソコンやモバイル機器などの製造工程で使用。ラミネートフィルムは自動車の内装部材として使用される。
【医療・医薬関連】
凸版印刷で微細な濃淡が表現できるグラビア印刷を基軸。コーティング加工で機能性・付加価値を付与した製品を顧客のプライベートブランド向けに販売する。医薬品の外装袋や個別装、湿布などのセパレートフィルムとして使用される。
【建材関連】
素材の提案や企画を行い、印刷加工・仕上げ加工を行った製品を販売。家具やふすま紙、壁紙といった顧客製品の一部に使用される。
【生活資材関連】
布団圧縮袋や毛染めようブラシなどをホームセンターなどで販売している。
経営戦略
食品関連では、国内の少子高齢化に対処するため、新製品の開発を行う。IT・工業材関連では、スマートフォンやタブレットが今後も新興国で成長する見通しから、NSセパや遮光印刷技術の強化に取り組む。医療・医薬関連では、受注拡大に向けて製品ラインナップの拡充による差別化に取り組む。
中本パックスの業績推移
【連結】
売上高 | 経常利益 | 純利益 | 純資産 | 総資産 | 自己資本比率 | |
2014年 | 313億円 | 11億円 | 5.9億円 | 91億円 | 238億円 | 36.8% |
2013年 | 304億円 | 12億円 | 7.3億円 | 83億円 | 223億円 | 35.8% |
【提出会社】
売上高 | 経常利益 | 純利益 | 純資産 | 総資産 | 自己資本比率 | |
2014年 | 255億円 | 12億円 | 6.6億円 | 85億円 | 199億円 | 42.7% |
2013年 | 255億円 | 12億円 | 7.4億円 | 79億円 | 186億円 | 42.8% |
2012年 | 226億円 | 8.8億円 | 4.5億円 | 73億円 | 176億円 | 41.7% |
2011年 | 231億円 | 11億円 | 4.4億円 | 70億円 | 169億円 | 41.4% |
2010年 | 220億円 | 11億円 | 6.2億円 | 63億円 | 166億円 | 38.3% |