MUTOHホールディングスの銘柄診断

MUTOHは3Dプリンター事業を数年で20~30億円と売上高の10%程度の主力事業に育てる事を目標としている。米3Dシステムズ製の3Dプリンターを取りそろえ。2013年9月からは企業向け「試作サンプル」や「完成予想モデル」などの出力サービスを提供開始。2014年1月よりMUTOH製パーソナルタイプの3Dプリンターの製造・販売を開始。2014年度はプリントシール機感覚で3Dフィギュアを作れるプリントサービスを開始。本社のショールーム拡張や西日本エリアの発信拠点として大阪にショールームをオープンさせた。

米3Dシステムズ製3DプリンターのMUTOH製品を加えることで、更なる拡販に注力する方針。


MUTOHの3Dプリンター事業推移

内容
2015年4月 金属3Dプリンターを事業化
2014年度 ショールーム拡張
3Dフィギュアプリントサービス開始
2014年1月 MUTOH製3Dプリンターの製造・販売開始
2013年9月 企業向け出力サービス開始
- 米3Dシステムズ製3Dプリンター取扱

【金属3Dプリンター】
東京農工大学と金属3Dプリンターを開発。金属粉末を使う既存装置ほどの精度はないが、多様な種類の材料を使用し安価という。自動車シートの骨格など大型部品の試作分野を視野。


業績

  売上高 経常利益 純利益 純資産 総資産 自己資本比率
2015年(予) 260億円 13億円 8.5億円 - - -
2014年 234億円 13億円 26億円 250億円 320億円 75.5%
2013年 231億円 20億円 24億円 214億円 329億円 62.9%
2012年 179億円 7.1億円 2.6億円 191億円 273億円 67.6%
2011年 204億円 13億円 ▲4.2億円 186億円 270億円 66.4%
2010年 219億円 9.6億円 8億円 194億円 284億円 66.1%