三菱重工業は、2014年3月24日、2011年11月に受注したアイーダ・クルーズ大型クルーズ船2隻について、約600億円の特別損失を計上すると発表した。ホテルの客室の仕様変更などで作業が大幅に遅延し、設計費だけで無く資材調達の費用が膨らんだ。
受注したクルーズ船は12万4500総トン、約3300人乗りで、2013年6月から1番船の建造に着手している。
{三菱重工 クルーズ船建造で特別損失}
【三菱重工業 船舶・海洋セグメント推移】
2013年 | |
特別損失 | 600億円 |
2010年 | 2011年 | 2012年 | 2013年4-12月 | |
売上高 | 3024億円 | 3116億円 | 2258億円 | 1398億円 |
営業利益 | 18億円 | ▲38億円 | 115億円 | ▲69億円 |
営業利益率 | 0.6% | ▲1.2% | 5.1% | ▲4.9% |