遺伝子組み換え作物の選別などに使う検査用品「バイオチップ」で、日本が提案した性能評価方法が2013年10月末に国際標準化機構(ISO)の新企画として認められることがわかったと日本経済新聞が報じた。 バイオチップとは、遺伝子組み換え作物かどうかや、カビが発生する可能性があるかどうかを調べる際に使う検査用品。遺伝子組み換え作物などの場合は発光し判別することができる。従来は各メーカーがばらばらに自社製品を評価していたが、新企画はバイオチップが測定できる液体の濃度などを細かく規定した。 バイオチップの世界市場は約600億円であるもよう。現状は研究用が主だが、今後は遺伝子組み換え作物の検出など産業向けが伸びる見通し。 {関連株}
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