三菱重工　洋上風力合弁設立 2013/09/28

三菱重工業は、2013年9月27日、洋上風力発電設備で世界2位のヴェスタス(デンマーク)と、洋上風力発電設備の合弁会社を2014年3月末に設立すると発表した。三菱重工業は発足時に1億ユーロ(約133億円)を出資。事業の進捗を見ながら2016年までに3億ユーロ出資し、三菱重工業が資本の51％、ヴェスタスが49％を持つ体制とする。合弁会社ではヴェスタスの3000キロワット発電設備を販売する。また、同社が開発している大型8000キロワット機種の実用化に向けた作業を進め、2016年から発売を開始する見通し。

ヴェスタス社は、陸上風力発電設備で世界第1位、洋上風力発電設備で第2位の有力メーカーで、同社の風力発電設備は73カ国で導入されている。洋上風力発電設備は1990年にデンマークで初号機を建設して以降、現在まで581基に及ぶ建設実績を誇っている。