日本政府は日本食の市場規模を2009年の2.2兆円から2020年には最大6兆円まで高めるという目標を掲げる。農林水産省によると日本食レストランの店舗数は2010年時点の約3万店から2013年3月時点では約5万5000店と約2倍に拡大している。寿司や刺身の人気から現在はラーメンやカレーなどの大衆食まで広がり、周辺産業にも波及しているという。そこで海外依存の高さや海外伸び率の高いものなど注目しておきたい食品関連銘柄を以下にまとめた。
コード  企業  売上高   伸び率  海外依存度  主な事業内容 
2011年 2012年
3397 トリドール 1.8億円  4億円  212.7%  -   セルフ式うどん
7630 壱番屋 78店(店舗数)  108店  38.4%  -   カレー
2705 大戸屋 22億円  17億円  ▲22.7%  0.01%   定食
6405 鈴茂器工 8.8億円  10.4億円  18.1%  14.5%   寿司ロボット
2802 味の素 2373億円  2520億円  6.1%  20.9%   冷凍食品や調味料
2875 東洋水産 577億円  708億円  22.7%  20.5%   即席麺
2801 キッコーマン 1342億円  1447億円  7.8%  45.2%   醤油
9062 日本通運 2071億円  2113億円  2%  12.1%   輸送