ジーンテクノサイエンスは、2018年7月29日、クロモセンターとバイオ医薬品開発で高産生細胞株の樹立を目的とした共同研究契約を締結したと発表した。クロモセンターが所有する人工染色体ベクター技術を利用し、組み換えたんぱく質のアミノ酸配列をコードする遺伝子構成体の最適化を行い、バイオシミラーの高産生細胞株を構築することを目指す。

バイオシミラーの市場環境は、大型売上高の先行品の特許切れが続き、大きなン市場が形成されることが望める市場。高産生の細胞株を生み出す基盤技術を確立することができれば、現在開発しているバイオシミラーのみならず、すでに研究中や今後手掛けていくバイオ新薬にいても、原薬製造の効率化や製造コストの低減が図れるとしている。

パイプラインの最終的な上市に向けた競争優位性、収益性、アライアンスの貢献を高めることの大きく貢献するとしている。