資生堂は、2018年1月12日、米オリボ社が保有する革新的なXPLTM(架橋ポリマーフィルム)技術を応用した「セカンドスキン」事業を取得したと発表した。取得額は数十億円とみられる。

セカンドスキンは、ポリマーベースのクリームの上に専用の乳液を重ねて塗ることで、肌と一体化し凹凸を補正する人口皮膚を肌上に形成し、シワやたるみを瞬時に隠すことを可能にする。

資生堂は、オリボ社のセカンドスキン技術と資生堂グループの研究技術開発力とグローバルでのマーケティング力の相乗効果で化粧品ビジネスの新領域を開拓し、即効性のあるシワやたるみの補正や高い効果が持続するスキンケア、日焼け止めの開発などを進める。2020年にも同技術を応用した商品を発売。数年で100億円規模の事業に育てる計画。