東洋紡は、2016年12月28日、自動車用エアバッグ生地の生産能力を2倍に引き上げると発表した。投資額は100億円。期間は2017年度から2020年度。

欧州に新工場を設けるほか、日本や米国、タイ、中国で生産設備を増強する。エアバッグは新興国で搭載義務付けが増えている。タカタのリコール問題で代替え需要も増えている。新興国を中心に交通当局の高評価を得るため、エアバッグの搭載が進む見通し。

矢野経済研究所によると、世界で使われる自動車のうち、運転席など前席用エアバッグの装着率は2011年時点で約75%に達したもよう。また、エアバッグ市場は年率6%で成長する見通し。


東洋紡 エアバッグ生地の生産2倍へ

項目 内容
投資額 100億円
対象 自動車用エアバッグ生地の生産能力を2倍に引き上げ
期間 2017年度~2020年度