日本触媒は、2016年8月2日、TAKサーキュレーターと資本提携すると発表した。TAKサーキュレーターの第三者割当増資を引き受け21.42%を取得する。完了は2016年8月25日。

TAKサーキュレーターは、東京大学保有の技術を駆使した皮膚細胞叢のゲノム解析サービスを展開。炎症を抑える効果を持つ核酸医薬の創薬を進めている。

日本触媒は、大阪府に新設される研究拠点と連携して創薬を支援。実用化した核酸医薬の製造も受託する。複数の核酸医薬を製品化し、売上高100億円規模を目指す。