SCREENホールディングスは、2016年2月10日、iPS細胞などの細胞増殖や形態変化を高精度に観察できる画像解析装置を開発したと発表した。2016年2月から発売開始。販売価格は1700万円。

画像解析装置は、高解像度のカメラと画像システムを備える。検査試薬を使うことなく、高速に計測・分析。細胞一粒まで鮮明に捉える撮像性能。非染色接着細胞の観察にも対応する。機械学習を活用した画像判定は、熟練研究者と同レベルの判定を可能にする。

抗がん剤の候補品をがん細胞に投与して効果を確認する創薬支援や、再生医療分野などを用途に想定している。