SCREENホールディングスは、2016年2月4日、iPS細胞由来の心筋細胞や神経細胞を使った医薬品候補材料の安全性試験などを行う細胞外電位測定システムを手掛けるアルファメッドサイエンティフィックの株式を取得すると発表した。細胞外電位測定システムは、細胞の電気信号変化を測定することで、iPS細胞からつくった心筋細胞などに医薬品候補を投与した際の安全性を調べる。

SCREENは新規事業の1つとして、主に抗がん剤向けの薬剤スクリーニング装置である3D細胞スキャナーを中心に展開。iPS細胞の応用に期待が集まっている創薬研究や再生医療分野における装置ビジネスを次期テーマにあげている。