住友商事　減損損失3250億円に拡大 2015/03/25

住友商事は、2015年3月25日、減損損失が9月時点の2400億円から3250億円に拡大すると発表した。米国のタイトオイル開発プロジェクトで1700億円から2000億円に拡大、豪州石炭事業は300億円から260億円に縮小、ブラジル鉄鉱石事業で500億円から650億円に拡大する。

住友商事　減損損失3250億円に拡大

【米国タイトオイル開発プロジェクト】
米国タイトオイル開発プロジェクトの北部地域(約17.2万エーカー)で保有するリース権や井戸、関連設備の譲渡を決議し1736億円を減損損失。また、継続保有方針の南部地域(約4.7万エーカー)で原油下落の影響や事業の再評価から約300億円の減損損失を計上。

【ブラジル鉄鉱石事業】
鉄鉱石価格の下落や長期事業計画・拡張計画を見直し650億円の減損損失。

【米シェールガス・北海油田事業】
原油価格の下落や長期事業計画の見直しにより400億円の減損損失。