西武ホールディングスは、2015年2月26日、2015~2017年の経営計画を発表した。2017年に営業収益5300億円、EBITDA1054億円を目指す。

グループが新たな成長ステージへと進んでいく転換期の計画と位置付け。訪日外国人旅行者の増加や人口構造の変化といったパラダイムシフトに対応。2016年度に大規模プロジェクト「東京ガーデンテラス」が竣工する。


経営計画

  2014年 2015年 2016年 2017年
営業収益 4881億円 4987億円 5102億円 5300億円
EBITDA 895億円 956億円 921億円 1054億円
ネット有利子負債 8220億円 8340億円 9230億円 9270億円


【セグメント別】

セグメント 業績 2014年 2015年 2016年 2017年
都市交通・沿線 営業収益 1565億円 1574億円 1574億円 1583億円
EBITDA 441億円 446億円 443億円 450億円
ホテル・レジャー 営業収益 1791億円 1836億円 1890億円 1985億円
EBITDA 217億円 250億円 236億円 278億円
不動産 営業収益 476億円 489億円 529億円 594億円
EBITDA 170億円 176億円 140億円 234億円
建設 営業収益 934億円 943億円 947億円 964億円
EBITDA 12億円 24億円 26億円 27億円
ハワイ 営業収益 151億円 216億円 209億円 213億円
EBITDA 11億円 23億円 25億円 24億円


東京ガーデンテラス

2018年開業を目標にオフィス・ホテル・商業施設からなる「オフィス・ホテル棟」と賃貸住宅である「住宅棟」の2棟を建設する複合再開発事業「東京ガーデンテラス」を実行。総事業費は980億円。
 

項目 内容
総事業費 980億円
竣工 2016年
開業 2018年


参考

【訪日外国人】
訪日外国人の政府見通し。

  2013年 2014年 2020年(予) 2030年(予)
訪日外国人 1036万人 1341万人 2000万人 3000万人