【新規上場】リアルワールド 2014/09/17

インターネット上で成果報酬型広告(アフェリエイト広告)事業や書類作成など企業から受託した労働集約的な単純業務を会員が作業を行うクラウドソーシングサービス事業を展開している。会員にはサービスや作業ごとにポイントが付与され、リアルワールドの運営するポイント交換サービスで現金、電子マネー、商品券などに交換することができる。

成果報酬型広告事業では、リアルワールドが運営するサイトに掲載された広告を経由し、顧客企業の商品やサービスが購入されると収益が発生。クラウドソーシングサービスでは業務受託により収益が発生する。

クラウド事業の総会員数の拡大と他社との連携、スマートフォン分野に注力。今後は会員のレベル向上と獲得ポイントの単価向上につなげるため、スキルアップの場を提供。会員はスキルに応じた作業ができるようになり、依頼企業に対しては会員の量だけではなく質の可視化を進めていくことを検討する。

新規上場概要

業績推移 

【連結　2012～2013年】

【個別　2009～2011年】

【主な取引先】

業務内容 

【クラウドメディアサービス】
インターネット上で成果報酬型広告(アフェリエイト広告)を運営。会員がリアルワールドの運営するサイトに掲載された広告を経由して、顧客企業の商品やサービスの購入などを行うことにより収益が発生する。

【クラウドソーシングサービス】
企業から受託した仕事を単純化し、リアルワールドの会員が作業。会員は作業の対価にポイントを付与される。主にインターネットを利用した手書き書類などのデータ入力業務やSEO向けの文書作成業務を展開。ビッグデータにかかるデータクレンジング業務(データベースの中から誤りや重複を洗い出し、異質なデータを取り除き整理する)にも注力。契約企業にとっては労働集約的な単純作業を依頼できることから、ニーズが増えているとしている。

経営戦略

クラウド事業の総会員数の拡大と他社との連携、スマートフォン分野に注力することで新たな収益源を獲得する。今後は、会員のレベル向上と獲得ポイントの単価向上につながるスキルアップの場を提供。会員はスキルに応じた作業をできる様になり、依頼企業に対しては会員の量だけではなく質の可視化を進めていくことを検討する。