欧州中央銀行(ECB)は、2014年9月18日、ユーロ圏の銀行に826億ユーロ(約11兆円)を供給した。

企業向けに貸し出しを増やすことを公約した銀行に対し、最長4年にわたって長期資金を供給する仕組み。2016年までに8回に分けて資金を供給。供給額は4000億ユーロが想定されている。銀行は年0.15%の固定金利で資金を調達できる。景気を刺激し、物価の押し上げ効果を狙う。

次回は2014年12月に実施される予定。


ECB ユーロ圏銀行に11兆円供給

項目 内容
供給額 826億ユーロ(11兆円)
供給対象 ユーロ圏の銀行
効果 景気の刺激、物価押し上げ

【低利長期資金供給】

  2014年6月~2018年
資金供給 4000億ユーロ