2014年6月2日、2024年まで経営計画を発表し、営業利益を2017年度に300億円、2024年度に500億円を目指す。10年間の投資額は3000億円。阪神梅田本店の建て替え工事やイズミヤの新規出店、中国での大型店舗出店に振り向ける。


H2Oリテーリングの経営計画

  2017年度 2024年度
営業利益 300億円 500億円
総投資額 3000億円


【梅田事業】
阪神梅田本店は、2015年春から営業を継続しながら建て替え工事に着工。総投資額は約450億円を計画。2021年秋のグランドオープンを目指す。

【関西事業】
イズミヤとの経営統合で関西全域に店舗ネットワークが拡大。今後は食やファッション中心から別業態への拡大や提携・協業にも取り組み「生活総合産業」の構築を進める。

【海外市場】
中国で阪急うめだ本店規模の大型店舗の出店を計画。基本協定を締結し、2018年の開業に向けて準備中。総投資額は500億円超。伊藤忠商事が出資する中国アパレル大手の杉杉集団と組む。クールジャパン機構も出資する。日本の衣料品店やアニメなどを体感できるショッピングモールになるもよう。


経営環境

高齢者の増加とともに、都市部への人口移転が加速。大阪市や吹田市、豊中市では2013年の人口が転入超過となり、地方から都市への移行がさらに加速する見通し。大阪・梅田エリアターミナルという好立地に店舗を構える阪急・阪神の両本店をはじめ、京阪神エリアを中心に出店しているイズミヤ・阪急オアシスなどのマーケットの落ち込みは比較的少なく、安定的に推移すると想定している。