中国の北京市政府は、2013年10月17日、市内の大気汚染レベルが最悪の「深刻な汚染」に3日連続で達すると予測される場合、走行する自動車を半減させることが柱の緊急対策を明らかにした。 PM2.5の発生を抑えるため、日付が偶数の日はナンバー末尾が偶数の車。奇数の日は末尾が奇数の車の走行を禁じる。また、砂利を運搬するトラックの走行は全面禁止。一部工場は操業停止を命じる。 北京では現在535万台ある自動車保有台数が600万台を超えないようにするほか、特定の地域に入る車に対し料金を徴収するなど汚染対策を策定。5年間で2000億元~3000億元(約3兆2000億円~4兆8000億円)の予算をかける方針。