任天堂が2018年4月20日に発売した家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」向けの新ソフト「ニンテンドーラボ」の売れ行きに注目が集まる。

ニンテンドーラボは、段ボール製の模型とスイッチのコントローラーを組み合わせて遊ぶ。細かな動きの検出と工作の要素を組み合わせた知育玩具として新たな遊び方で親子などの需要を掘り起こす。発売したソフトで遊ぶほか、利用者自身が新しい遊びをプログラミングできるという。


2018年度の「ニンテンドースイッチ」の計画

2018年度の「ニンテンドースイッチ」の販売数量予測を、ハードウェアが2000万台、ソフトウェアが1億本としている。

ソフトでは「ニンテンドーラボ」に加え、6月には「マリオテニス エース」を、2018年内には「大乱闘スマッシュブラザーズ」を発売予定。9月からはニンテンドースイッチのオンライン機能を拡充した有料サービス「ニンテンドースイッチオンライン」を開始する。

発表済みの人気タイトルの販売をさらに伸ばすとともに、魅力あるタイトルを継続的に投入し、プラットフォームの活性化を目指すとしている。

  2017年 2018年
ハードウェア 1505万台 2000万台
ソフトウェア 6351万本 1億本


任天堂の業績推移

  売上高 経常利益 純利益 純資産 総資産 自己資本比率
2018年(予) 1兆2000億円 2300億円 1650億円 - - -
2017年 1兆556億円 1993億円 1395億円 1兆3235億円 1兆6337億円 80.7%
2016年 4890億円 503億円 1025億円 1兆2509億円 1兆4689億円 85.2%
2015年 5044億円 287億円 165億円 1兆1609億円 1兆2969億円 89.5%
2014年 5497億円 705億円 418億円 1兆1675億円 1兆3529億円 86.3%
2013年 5717億円 60億円 ▲232億円 1兆1184億円 1兆3064億円 85.6%

 

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