経済産業省は、温暖化ガスの排出量が多い石炭火力発電所の建設を規制する。大手電力や新規参入業者の火力発電構成比に枠を設定。石炭などの上限を火力発電全体の50%程度、LNGを50%以上にする共通指標を策定する。2016年度から適用する方針。

火力発電所を新設する際には、発電効率の悪い発電所の廃止や稼動休止を求める。また、新設する火力発電所にも発電効率に基準を設け、それを下回る発電所を建設できないようにする。古い発電所から排出ガス量が少ない最新の発電所に置き換え、国全体の排出量を減らす。


石炭火力発電所建設に新規制

項目 内容
火力発電構成比 石炭50%程度 LNG50%以上
適用 2016年度