読売新聞社と帝国データバンクによると、企業の望ましい円相場の平均は1ドル98.9円だったとしている。 輸出企業にとって円安は採算改善に繋がるほか、不動産業は海外からの不動産投資の増加が期待されることから、円安を望んでいる。逆に、円安で仕入価格が高くなる輸入品を扱う小売業や燃料費負担が大きい運輸・倉庫業は過度な円安に対して警戒感を強めている。
業種 全体 大企業 中小企業
不動産 101.0円 103.5円 100.9円
サービス 100.2円 100.3円 100.1円
金融 100.2円 106.5円 99.9円
建設 99.6円 102.9円 99.5円
その他 99.5円 - 99.5円
製造 99.2円 100.1円 99.2円
卸売 98.4円 98.8円 98.4円
小売 96.6円 96.8円 96.6円
運輸・倉庫 96.5円 99.1円 96.3円
農林水産 93.9円 91.8円 94.3円