花王は2016年12月12日、2030年までに売上高を15年比7割増の2兆5000億円にするとともに、営業利益率を15年の11.2%から17%に引き上げる中期経営計画を発表。また20年には売上高の年平均成長率を5%にし、営業利益率15%とする目標も掲げた。

まず、20年までに衣料用洗剤、洗顔料、紙おむつの各分野で売上高が1000億円を超える「メガブランド」を育てる。特に現在好調な中国や東南アジアでの売り上げを伸ばし、国内外で展開する主力商品として認知度を高める計画。苦戦してきた化粧品ではブランドの刷新や新商品の投入で20年までに売上高3000億円、営業利益率10%を目指すという。
 

花王 売上高を7割増の2兆5000億円へ

項目 内容
売上目標高 2兆5000億円(2030年までに)
中期経営計画 衣料用洗剤、洗顔料、紙おむつで売上高1000億円超(20年までに)
化粧品ではブランドの刷新や新商品の投入で売上高3000億円(20年までに)