日本合成化学工業は2016年4月1日、80億円を投じて岐阜県大垣工場で、液晶パネルの主要部材である偏光フィルムの素材として使用される「OPLフィルム」を増産すると発表。2017年9月までに生産ラインを完工する予定で、年産能力を7割増の4300万平方メートルに引き上げる。全社の年間生産能力は2割増の1億600万平方メートルに増える見込み。パネルを薄型化できるなど品質を高めたフィルムの生産にも対応しており、生産効率を高め、フィルムの需要増に対応する。
日本合成化学 新ライン導入「OPLフィルム」を増産
| 項目 | 内容 | 
| 投資金額 | 80億円 | 
| 対象 | 「OPLフィルム」の増産 | 
| 生産能力 | 4300万平方メートル(全社:1億600万平方メートル) | 
| 完工時期 | 2017年9月 | 
