日立マクセルは2015年12月10日、リチウムイオン電池のエネルギー密度を約2倍増やす技術「アルシオン」を開発したと発表。この技術を用いることで、電池の高容量化を実現することができ、機器のコンパクトな形状やデザインを損なうことなく、連続使用時間を大幅に伸ばすことが可能だという。2016年春に同技術を使ったリチウムイオン電池のサンプル出荷を始める。また、用途が広がりつつあるウエアラブル機器向けなどに売り込む予定。