三菱商事は、2015年8月28日、シンガポールのOlam社に20%出資し、資本業務提携すると発表した。投資額は約1300億円。

Olamはコーヒーやカカオ、ナッツなど様々な品目を世界65ヶ国で取り扱う。コーヒーの取り扱いは世界3位、アーモンドは世界2位で、主要顧客にスイスのネスレなど食品大手を抱える。

Olamの農業生産・調達基盤と三菱商事の食品製造・販売基盤を融合。農業生産及び周辺事業から集荷・加工・製品製造・販売に至るまでの垂直統合プラットフォームを構築。人口増を受け需要が拡大するアジアを中心に展開する。また、将来有望な消費市場であるアフリカ大陸の事業も拡充する。


三菱商事 東南アジア大手に出資

項目 内容
投資額 1300億円
対象 Olam株式20%
事業 コーヒーやカカオ、ナッツなど農産品

【Olam】

  2014年
売上高 1.8兆円
EBITDA 1004億円
純利益 571億円