NECと産業技術総合研究所は2016年3月5日、人工知能(AI)の大型共同研究に乗り出すため、新拠点「産総研―NEC人工知能連携研究室」を6月1日に設置すると発表。共同研究では、産総研が持つ高度なシミュレーション(模擬実験)技術を活用。様々な状況におけるデータを作成し、データを補って法則を見つけるAIを開発する計画。NECは年間1億円以上の研究費を投じる。
今後3年間にわたって、新製品開発の戦略決定やまれに起きる災害の予測などを可能にする人工知能の研究に取り組み、先行する欧米を追いかける。