オリンパスは、2013年9月10日、デジタル一眼レフカメラの開発を休止することを明らかにした。シェアが高く収益力のあるミラーレスカメラに経営資源を集中し赤字の営業事業を立て直す。 ミラーレス一眼レフカメラとは、デジタル一眼レフカメラからファインダーに光を送る反射鏡などの光学部品を除いたレンズ交換カメラ。コンパクトカメラより高度な撮影ができる一方、一眼レフカメラより小型で軽量なのが特徴。 オリンパスは低価格のコンパクトカメラも収益確保が難しいことから開発中止を決めている。 {2012年度 カメラ事業を含むセグメント一覧}
  売上高 営業利益 営業利益率
キャノン 4106億円 549億円 13.3%
ニコン 7520億円 607億円 8%
ソニー 7304億円 14億円 0.2%
パナソニック 1373億円 199億円 14.4%
オリンパス 1076億円 ▲230億円 -
富士フィルム 2948億円 ▲22億円 -
リコー(ペンタックス) 1460億円 ▲52億円 -