スズキは2016年11月18日、インドにある100%出資子会社スズキ・モーター・グジャラートの増資に伴い、約420億円を追加出資すると発表。19年から稼働を予定している西部グジャラート州の新工場での設備投資資金とする。新工場では主力小型車「バレーノ」などを生産し、年産25万台の第2ラインを稼働させる計画。17年に稼働予定の第1ラインとあわせると、新工場の生産能力は年50万台となり、スズキのインドでの生産能力は年200万台に増える。今後のインド4輪車市場の拡大や、インドからの輸出拡大に対応するという。
 

スズキ インド子会社に追加出資で小型車増産

項目 内容
追加出資 420億円
対象 西部グジャラート州新工場の第2ライン
エンジンや変速機の製造設備に資金を充当
生産品目 主力小型車「バレーノ」
生産能力 25万台/年(第2ライン)
稼働時期 2019年