ペプチドリームの、ペプチド-薬物複合体の提携では、第一弾がJCRファーマとの戦略的提携で、血液脳関門通過を可能とするキャリアーとしての特殊環状ペプチドの取得だが、第二弾として米BIND社とナノ粒子を選択的に標的細胞へ運ぶために、創薬プラットフォーム(PDPS)を用いる戦略的な提携に進んだ。 [折りたたむ]
BINDはナノ粒子を用いた創薬分野において世界的企業で、腫瘍系の革新的医薬品創成を目指す。ペプチド-薬物複合体はペプチドそのものが医薬品となるのではなく、他の薬剤と複合体を形成し、医薬品として特定の細胞や組織へ運搬する。効果的な薬をピンポイントで患部に届ける一種のミサイル療法だが、複合体を形成できる医薬品はほぼ無限大と言われ、革新的医薬品の創製に大いに貢献する。

・創薬共同研究開発契約企業
米アムジェン
英アストラゼネカ
米ブリストル マイヤーズ スクイブ
米ジェネンテック
仏IPSEN
米リリー
米メルク
スイスノバルティス
英グラクソ・スミスクライン
仏サノフィ

旭化成ファーマ
杏林製薬
塩野義製薬
第一三共
田辺三菱製薬

・PDS(創薬開発プラットフォーム)の技術ライセンス契約
米ブリストル マイヤーズ スクイブ
スイスノバルティス
米リリー

・革新的医薬品創製共同開発
JCRファーマ
米BIND