三菱重工業は、2014年8月7日、ボーイング787向け複合材主翼を増産すると発表した。投資額は約300億円。月10機から14機に増産。開始は2016年。

下関造船所で航空機工場を40%拡張。炭素繊維複合材を積層した後に高温高圧で焼き固めるオートクレーブなどを増設する。名古屋大江工場では、複合材主翼の主要部品である外板を製造する複合材工場に複合材テープを積層する自動積層機などを増産する。また、主翼組立を行う組立・塗装工場の拡張や自動穴あけ機、塗装ロボットなどを順次導入する。


三菱重工 ボーイング787主翼を増産

項目 内容
投資額 300億円
対象 ボーイング787向け主翼増産設備
増産 月10機→14機
開始 2016年