フュージョンパートナーは、2016年3月14日、公募増資などで約14億円を調達すると発表した。調達資金は、サーバー・インフラ環境の増強で処理能力を向上・受注増加やIoT、ビッグデータ処理、AIに関する新規サービスに対応する。発行済み株式総数は12.5%増加する見通し。

フュージョンパートナーは、インターネットや電話、ファックス、紙媒体を含むマルチチャネルにおける、企業と顧客のコミュニケーションをサポートするサービスを提供している。また、IoT技術を活用し、大手損害保険会社の安全運転支援サービス「スマイリングロード」向けにビッグデータの処理・管理サービスを提供している。


増資概要

項目 内容
払込期日 2016年3月30日~2016年4月1日
1単元株式数 100株
引受人 SBI証券
公募・売出 248万6000株
オーバーアロットメント 37万2000株
発行価格決定日 2016年3月23日~2016年3月25日
発行済み株式総数増加率 12.5%


調達資金使途

充当額 充当先 期間
12億円 データセンター設備の増強 2017年6月
2億円 借入金の返済 2016年6月


フュージョンパートナーの業績推移

  売上収益 営業利益 純利益 純資産 総資産 自己資本比率
2016年(予) 25億円 6億円 4.2億円 - - -
2015年 22億円 5.6億円 3.1億円 19億円 34億円 55.5%
2014年 18億円 3.7億円 2.2億円 17億円 19億円 87.4%
2013年 17億円 3.1億円 1.9億円 15億円 17億円 88.8%
2012年 16億円 2.4億円 1.7億円 14億円 18億円 81.5%