経済産業省は商業用水素発電所の実現に向け、企業支援に乗り出す。水素の海外調達などの取組にかかる費用の3分の2まで補助する制度を創設。2015年度予算案に20億円を盛り込む。

水素の実証設備や安全規制などの整備を進め、2030年以降に水素発電による電気が家庭に届く環境を整える。

なお、国内水素市場流通量は年3億立方メートル。100万キロワット級の水素発電所1基で年間24億立方メートルの水素が必要とみられている。