三井不動産の主な開発プロジェクト。東京では、2020年に東京オリンピック開催や国家戦略特区の指定などを契機に鉄道網や道路網などインフラ整備による事業機会が拡大する見通し。三井不動産は2017年の営業利益2400億円、純利益1100億円以上を目指す。


三井不動産の主な開発プロジェクト

【米ニューヨークでオフィスビル】
米ニューヨークマンハッタンでオフィスビルを開発。総事業費は1500億円で米不動産開発リレイテッドなどと特別目的会社を設立。三井不動産は90%を出資する。2015年に着工し、竣工は2018年。マンハッタンではIT企業の増加により、オフィスの需要が伸びている。

項目 内容
総事業費 1500億円
三井不動産出資 90%
竣工 2018年

 

【名古屋駅に大型複合ビル】
名古屋鉄道、近畿日本鉄道、三井不動産は名古屋駅に大型複合ビルを建設するもよう。総事業費は約2000億円。リニア中央新幹線が開業する2027年までの開業を計画している。

項目 内容
総事業費 2000億円
参加企業 名古屋鉄道 近畿日本鉄道 三井不動産
開業 2027年まで


【東京圏の国家戦略特区で国際ビジネス拠点整備】
政府は東京圏の国家戦略特区で東京や横浜など11ヶ所で外資系企業の誘致を目指し、高層オフィスや居住施設、外国人向けサービスなどを備えたビジネス拠点を整備する。特区事業に盛り込むことで国との手続きを省略し、迅速な事業執行が可能になる。2014年から2015年度に順次区域計画を認定する見通し。

三井不動産は東京建物と2017年度からの東京駅八重洲口の再開発に6000億円を投じる。地上約50階の高層ビルを2棟建設する。

項目 内容
投資額 6000億円
対象 高層ビル2棟
企業 三井不動産 東京建物
竣工 2021~2024年


【柏の葉スマートシティ開発】
2005年から千葉県柏市でスマートシティ開発を開始。第1ステージとして柏の葉キャンパス駅周辺の4つの街区を「先行モデルエリア」と位置付け開発。2014年7月に街の玄関口として「ゲートスクエア」がオープン。住宅、商業、オフィス、ホテル、ホールなど都市機能が集積した複合型スマートシティが本格稼働した。
第2ステージでは2030年までに約2000億円を投資。東京大学や千葉大学、国立がん研究センターと連携し、医療分野の新産業創出拠点を設置。社会実験などを通じて大学の研究成果を実用化させる。国内外から有望なベンチャー企業を集積させ、就業人口を2030年に1万5000人に増やす計画。

項目 内容
投資額 2000億円
対象 医療分野の新産業創出拠点
開業 2030年まで


業績

  売上高 経常利益 純利益 純資産 総資産 自己資本比率
2015年(予) 1兆6100億円 1710億円 1070億円 - - -
2014年 1兆5290億円 1633億円 1001億円 1兆9320億円 5兆771億円 36.9%
2013年 1兆5152億円 1445億円 768億円 1兆3254億円 4兆5488億円 28%
2012年 1兆4456億円 1230億円 594億円 1兆2330億円 4兆3900億円 26.9%
2011年 1兆3381億円 1025億円 501億円 1兆1004億円 3兆8684億円 27.9%
2010年 1兆4052億円 962億円 499億円 1兆423億円 3兆7806億円 27%


【経営計画】

項目 2017年
営業利益 2400億円以上
純利益 1100億円以上
ROA 5.5%程度
D/Eレシオ 1.5程度
有利子負債 2兆1000億円