2014年発表のアジア開発銀行(ADB)の経済成長率見通し。

アジア新興国の経済成長率見通しで2014年を6.2%から6.1%、2015年を6.4%から6.1%に引き下げた。日本経済や中国不動産市場の減速などが影響する。ADBは、アジア新興国の多くは原油輸入国のため、原油安は輸入コストの低下につながるとしている。


ADBの経済成長率見通し 2014~2015年

  2014年 2015年
アジア全体 6.2%→6.1% 6.4%→6.2%
東南アジア 4.6%→4.4% 5.3%→5.1%
中国 7.5%→7.4% 7.4%→7.2%
香港 3.5% 3.6%
韓国 3.7% 3.8%
台湾 2.7% 3.2%
インド 5.5% 6.0%→6.3%
マレーシア 5.1% 5%
インドネシア 5.7% 6%
フィリピン 6.4% 6.7%
シンガポール 3.9% 4.1%
タイ 2.9% 4.5%
ベトナム 5.6% 5.8%
主要先進国 1.9%→1.5% 2.2%